できる理由を考えすぎて、そもそも論を深ぼることを忘れないように

出来る理由を考えてやろう。前を向いて成長を目指す組織やチームであれば定番の思考、マインドだ。
しかし、出来る理由ばかりを考えて、そもそもそれがベストなのか、そもそもそれを本当にやるべきなのか。
そういう風に考える思考が欠如がしているときがある。

社内のMTGで「今の記事のターゲット層は30代なんです。でも、本当は50代、60代を獲得しないと最大化できないんです」という話が上がった。
お客様のプロオーションでうちが訴求している内容は、30代。だけど、お客様を求めるユーザーは50代、60代なのでプロモーションターゲットを変えたいという話だった。
議論は、今のプロモーションをどうするのか、チームメンバーの協力が必要だが協力してくれるのか?に進んでいく。
話がどうやったら、30代から50代、60代に向けてできるかという議論をしている間に僕はパソコンの画面で
事実データを見た。効果は順豊に進んでいる。お客様からも評価をいただいたばかりだ。

議論は決まった時間をなっても終わらない、僕は提案者に聞いた。
「そもそも30代記事で本当に30代しか取れていないのか?そして、このプロモーションはゴールはなんなのか?」
提案者は調べた。30代向け記事で40代、50代も獲得が出来ていた。よくあることだ。女性の40代が30代雑誌を見るように
若く見られたいという人は男女問わず持っている。なので、対象が30代でも購入者に40代、50代、もしくは60代、70代もいることがある。
そして、ゴールの最大化が獲得件数をより多くできることに置かれており
お客様の合格ラインに置かれていなかった。
その話をして、出来る理由を考えることから、今のプロモーションの最大化ゴールを明確にし進むことが決まった。
こうなってしまうと、この議論はなんだったんだとなってしまう。
だけど、僕は経験も必要だと考え新しい視点をこれで手に入れてほしいと伝えた。

他の話でも、成果が出たときに「ようやく効果が合うようになりました。」というメンバーがいる。
ようやくってどういうこと?と聞くと、計画どおりに実は進んでいたにもかかわらず、自分感覚でこの言葉を使うことも少なくない。
そもそも本当にそうなのか?決めた計画や、プロセス、今の結果の事実という数字を見たときに
本当に今提案していることは、十分な提案と言えるのか?
一歩間違えると「浅い」議論になってしまう。
なので、前を向くことも大切だけどそもそも、その方法が本当にベストなのか
そもそもそれをやるべきなのか、改めて考える習慣をフルアウトという組織では身に付けていきたい。
自戒の念も込めて。

変わらずフルアウトしていきます。

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