計画とは軸である

チームで取り組み実績を通じで作った3月の事業計画。
チームでの2月の頑張りもあってか、それに沿って計画された目標数字は
3月の成果を通じで、4月の掲げた目標を超えるポテンシャルがあることがわかりました。

僕なりにメンバーにどういう背景で目標数字ができたのか、そしてそれが
現在の取り組みを通じで可能であることを伝えました。

しかし、各個人のレベルや視点によって受け取ることは異なってくるものですし
理解できる点、理解できない点、受取方の解釈も生まれてきます。
これは、どんな説明しても起きる正常なことだと思っています。

今日は、掲げた目標について不安になっている点を一部のメンバーが上げてくれました。
「この目標が一日でもズレたら、それ以降の目標もズレるんじゃないかと。それについての考えが聞きたい」と。

僕は、事業計画とはそもそも何だと思うかを彼に問いかけました。
みなさんもどう思いますか?
事業計画とは、計画した以上、それどおりにやらなくてはいけないもの。
やれないといけないもの。
ズレで達成が見えないと、計画の意味が無くなり、絶望に変わっていくもの。
そう考えていませんか?
彼からも類似した返答が返ってきました。

僕は違うと思っています。計画どおりにやろうという意味では合っていると思っています。
事業計画を達成するために、緻密に考え作られたものです。
ですので、達成しない前提、崩れる前提で計画は作ってないです。
しかし、矛盾するようですが事業計画どおりになんていかないのです。
もし、その通りに行くなら今頃不景気も起きてません、自然災害による被害者でも出ていません。
天気予報士も100発100中の世界です。

しかし、何の問題もないなんて世界は存在しないですよね?
天気も予報が外れますよね?
事業計画もそれと同じようにズレて当然なのです。
では、何のために存在するのか。
それは、そのチームの考え方の軸として存在するべきと考えています。

どういうことかというと、デイリーで決めたことを達成できたか?できなかったか?
では、どうしてそうなったのか?どうすれば事業計画どおりになったのか?
軸がないと、うまく行けば「たまたまうまくいったね」とか「運がよかった」となってしまうのです。
うまくいかないときも似たようなことを言います。
運やタイミングだけで片付けられるのです。
この存在は否定しません。とても重要なことです。
でも実は、事業計画は運やタイミングを手に入れる確率上げるためにも必要なものだと思っています。

ビジネスに関しては、どんなことにも必ず理由があると思っています。
それを考えるきっかけに、軸にしていく。
そういった取り扱いをすることで、事業計画の精度は日に日によくなり
精度が上がった分だけ、メンバーの成長も見える化し、たとえ全体でみると大きな目標に見えることも
日々の積み重ねていく観点で見ると、実はやるべきことをやれば達成できるということ
自分たちが到達できない目標でないことが見えてきます。
そして、いつのまにか掲げた目標以上に達成しできるようになって、それを通じて自信やチームで
頑張った喜びを分かち合いさらに飛躍するためにどうすればいいかを考える材料になっていきます。

事業計画という名で、何の根拠なくオリャで作られるものは話は別ですが。

事業計画を通じて、よりフルアウトできるチームを作るためにも
変わらずフルアウトしていきます。

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