DSPは広告の配信タイミングがとても重要
DSPでは広告配信タイミングによって効果が大きく変わってきます。
もちろんターゲットの見直しや、広告配信メディアを精査することも超重要です。
今度、その話はするとして今回は広告配信タイミングについてお話しします。
例えば、「どの時間帯に広告配信をするか」によって効果が変わってきます。
それはどのようなサービス・商品の広告を配信するかによって変わります。
弊社でお手伝いさせていただいているFXの口座開設訴求をしているクライアントを例にとります。
FXの場合、平日の通勤時間のタイミング(7〜9時、17〜19時など)や昼休憩のタイミング(12時代)はDSP広告配信の獲得効率が良い傾向にあります。
休日は平日よりも獲得効率が落ちます。
通勤時間中やすきま時間にスマホをみているサラリーマンがFXの広告をみて、「FX流行っているし、儲かりそうだからやってみようかな」と思って口座開設をしてくれるのかもしれませんね。
DSPの広告配信タイミングのあれこれ
先ほどは、DSP広告配信は「時間帯」が大切という話をしました。
実は、DSPの広告配信タイミングは時間帯だけではなく、様々な要素があります。
DSPの広告配信では、そのサービス・商品の「市場動向」「繁忙期」「フリークエンシー」なども大切です。
「市場動向」
先ほど例にあげたFXなどは、「時間帯」を考慮することも大切ですが、為替相場の動向にも目を配る必要があります。
為替相場の動向が良くないときは配信量を少なめにし、良い時に配信量を多くするという対応が必要です。
「繁忙期」
保湿クリームの商品を例にあげます。
保湿クリームは冬の方がよく売れるので、夏は予算少なめで配信します。
そしてよく売れる冬に配信を集中させます。
このように1年間で商品が売れやすい時期、売れにくい時期があるので、それを考慮してDSPの広告配信をします。
「フリークエンシー」
フリークエンシーを考慮してDSPの配信をすることも重要です。
※フリークエンシーとは・・・特定のインターネット広告と特定人の接触頻度を示す値
例えば、自分の好きなサイトを見ていることを想定してみてください。
その好きなサイトに何回も何回も同じ広告を表示されてきて、しつこいなと思った経験はありませんか?
そう、広告を表示しすぎるとマイナス効果に働くことがあるのです。
だから1日に1ユーザーに対して何回広告を表示するか考慮することが大切です。
サービス・商品によって、1日に3回までとか10回までとか広告表示回数を制限した方が獲得効率が良くなります。
DSPで獲得効率を向上させるために、広告配信タイミングの仮説をしっかり立てる
自分たちの提供しているサービスや商品が、どのようなタイミングだと広告に反応してもらいやすいのか把握していない場合もあると思います。
そんな時は仮説を立ててみてください。
市場調査したり、自分でサービス・商品を使ってみて、ユーザーがどういうタイミングで行動しやすいか想像力を働かせてみてください。仮説を立てて、実際にDSPで広告を配信し、仮説を検証し、軌道修正していけばベストな広告配信タイミングが見えてきます。
まとめ
・DSPは広告配信タイミングが重要。
・DSPの広告配信タイミングには「時間帯」「市場動向」「繁忙期」「フリークエンシー」などの要素がある。
・DSPにおいてどのタイミングで広告配信をすると獲得効率が良いか仮説を立てると良い。
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