私たちがインターネットを使うとき、それと同時にインターネット広告に触れています。フルアウトが手掛けているのは、そのインターネット広告の裏側で動く、「DSP」「アドネットワーク」というシステムです。商品に合ったユーザーに広告を掲出するために、条件を設定し、広告枠を自動で買い付けるシステムです。通常の広告が「あるメディアを見た人に対して出す」広告なのに対し、弊社では「ある特定の人に対して出す」広告を展開してます。

広告を目にするユーザーは、どんなwebサイトを閲覧しているのか？
どんな商品を購入しているのか？
どんなアプリをインストールしているのか？
これらのようなPCやスマートフォン上の情報を分析し、ユーザーの興味・関心を抽出します。

それに合わせた広告を掲出するのが私たちのシステムです。DSPやアドネットワークを用いることで、商材を必要としている人に対して、商品の情報を提供することができます。また同時に、全くユーザーのニーズに合わないどころか、むしろ不快感を与えるような広告を減らすことができるのです。これが「人に出す」広告である私たちの強みです。フルアウトでは、創業直後からアドネットワーク、DSPを扱い、成長を続けています。近年ではその成長から、お客様のLP（Landing page）の改善依頼や、組織体制の改善までご依頼いただくことも増え、ハンズオンコンサルティング事業としての拡大を続けています。

「CSD事業」とは、フルアウト独自の事業名です。“Customer Success Design”、つまりクライアント様の成功をデザインする、という事業です。では一体、何をしている事業なのか？といいますと、主にSNSキャンペーンを利用した、クライアント様へのコンサルティングです。

・ユーザー様がコンテンツやサービスをより楽しむことにつながる、SNSキャンペーンを企画・提案・作成します。
・そのキャンペーンに参加したユーザー様に対して、クライアント様にとって効果的なフォロー方法を考えます。

この2点が、CSD事業部の主要な仕事内容です。

クライアント様の業種は飲食店、ゲーム、不動産、化粧品など様々。クライアント様にもユーザーにも喜ばれるためには何が効果的か、ということを日々追及し、アイデアを形にしていく、クリエイティブな事業です。もともとはLINEを軸に展開していた事業です。しかし仕事の領域はLINEにとどまらず、より広い領域へと進出しています。そのため、この「Customer Success Design」という名称を用いています。

自社で作成したメディアを、国内・海外（主に台湾、中国が中心）へ展開しています。現在フルアウトが特に注力しているのは、台湾人女性向けのwebメディアです。毎日の生活を彩る、愛されるメディアを目指して、ユーザー目線で幅広いコンテンツを展開しています。

メディア事業部に所属する社員6名のうち、現在日本人は1名のみ。多様なバックグラウンドを持ったメンバーが揃う、国際色豊かな事業部です。そんなメンバーが一人ひとりの個性、やってみたいこと、興味を持っていることを活かして、ユーザー目線に立った魅力的なコンテンツを発信しています。

フルアウトが行っている事業は、この3つだけではありません。新規事業にも積極的に取り組んでおり、現在物流の事業が準備段階に入っています。さらに、日本にとどまらず、海外展開も行っています。2018年には遂に台湾支社を設立しました。