俺はただ、見たことない景色を見たいだけなんだ!!

残すところ、ブログも残り3回になりました。

最初は、500万の売上すら絶望していた。

会社を設立したばかりの時、冬場の休日の貸し会議室で凍えながらホワイトボードに見たことがないような数字を二人で「年間計画」と題して描いていました。
10億ちょっとの会社出身の僕と10億ギリギリの会社出身の井坂。二人共、で サラリーマン時代で上げることに苦労した数字を描きながら、本当に行くのか?という不安と数字遊びになってないか?という心配を思いながら、ホワイトボードで右肩に上がっていく数字を描いていました。
「いやぁ、行ったら凄いねぇ」と僕。
「行くしかないでしょ!」と井坂。当時は、今よりも全然市場を分かってなかったし、自分達の延長線でしか戦えないと地道な営業と培ってきた広告運用力で、前職に迷惑をかけないようにやっていくのが精一杯でした。
でも、よくわからないなか地道にただ毎日見える可能性を形にしていくことで難しいと思っていた目標数字を超え、0の数が増えていくことに自分達でもできるんだと自信と喜びを感じました。

・兎に角やるしかなかった。絶望と向き合うから見える可能性がある。

勿論ずっと順風満帆ではなかったです。何度かブログでも書いていますが、会社が潰れるかもしれないという危機的状況を迎えることもありました。倒産のカウントダウンが迫っている時、もうこれでダメだったら死んで保険で全部を賄おうとまで思いました。
でも、そこまで向き合って覚悟を決めると今までどうして見えなかったんだろうということが見えてくる。変なプライドや意地が邪魔してたと思えるものもが沢山見えてくる。
そうすると何が起きてもいい、とりあえず今見えてることをただひたすらやるしかないと腹が据わる。その覚悟を信じてくれた方々が様々な形でサポートしてくれる。
順調な時に振り向かったな人が、そんな時に力を貸してくれたりする。
僕が覚悟を決めて突き進んだということだけで決して再起できたのではなく、お取引様、社員をはじめとした人のサポートで生きてることを実感する。この時は、人は一人で生きられないことを強く体感しました。

・どん底に落ちるから見える、本当の自分。

どうしてこうなったのか。もっと出来ることがあったんじゃないか。後悔とかでは決してない、自分の至らなさに気づく。
そうすることで、自分の頑固になってたことも外れていき人を許せるようになる。
自分が全て正しいわけじゃないことがわかり、人に頼れるし、自分が苦手なことも分かり、逆に強みもわかるから集中するべきことに集中できるようになりました。

・どうして成長したいのか?

理由なんてない。考えて答えたところで、相手を納得させようとするハリボテにしかならない。
なら成長してみよう。成長してから考えようでもいいと思っている。

・見たことない景色は、見たものにしかわからない価値がある。

結局、どんな言葉で山の絶景を語ったところで同じ風景を体感することは出来ない。
上場社長の創業物語を見たって、話を聞いたって正直、上場の本当の凄さなんて理解できない。
ならば、本当に理解するためにただその景色を自分の足で感じればいい。
見えた後に考えればいい。
見る前から、それが良いか悪いかなんてわからないんだから、何か面白うそうで飛び出そうよ。
僕はそう思っている。

変わらずフルアウトしていきます。

PAGE TOP