相手の約束を果たせないときに人は試されている

誰かとの約束ごとで止むを得ず遅刻をすることがあると思います。
寝坊、失念などの自己管理でどうにかできることでの遅刻は論外ですが
例えば交通機関など遅延や災害による停止など。
自分でコントロールが難しいものが原因での遅刻というのがあります。

その時に相手に、遅刻による印象は二つに分かれます。

1.この人は、時間を守れないから信用できない

2.外部環境に寄るものだから、仕方ない。この人は悪くない。

二つにどちらかに分かれるのは、相手側の性格によって異なるというのも否めないのですが
遅刻してしまった本人の受け取り方、在り方で相手が2の印象をもってもらうことは可能だと思っています。

それは、どういう受け取り方、在り方である必要があるかというと
「自己責任」という立場に経っているかどうかです。

自分でコントロールできないことでの遅刻は人や環境のせいにしたくなると思います。
私は悪くないと思う気持ちがよぎるでしょう。
それを想定して、早く電車に乗ったりする人は、そうしたにも関わらずと悔しい気持ちも芽生えるかもしれません。
しかし、だからと言って「電車が遅延したので私は悪くありません」という世界で
自分には責任がないという立場に立ってしまうと、相手の信用を失ってしまいます。

「この人は、何かのせいにして自分で出来ることはないかと考えないんだ」という印象を与えてしまいます。

仕事で成果を上げている方ほど、相手の出方を見ていると思います。
そこで自己責任側に立てないと相手に「きっとこの人は、仕事でも言い訳をするのかもしれない」と
不信感を持たれます。

自分でコントロールできない遅刻についてフォーカスして書きましたが仕事でも一緒です。
相手との約束を守る。
守れない場合は、次回守れるために何ができるか。

特に僕たちの広告という仕事は、お客様に成果をお約束することが難しい仕事です。
これでいけると、考えて実行したものもうまくいかないことはただただ、あります。
ただそこで、「広告でそういうこともある」というしょうがないという位置に立ってしまっては
なので、誠実に事実と今回を踏まえて何ができるかという自分に矢印を向けて、責任をもってやる必要があります。
相手のサービスが、LPが、素材がと相手のイケてないことを理由にするなんてもっての他です。

お客様も広告への理解があるものの、信じて広告予算を預けて下さっているのです。
だからこそ、結果成果をお返しできなかったとしても「成果が出なかったのは、しょうがないね」
とクライアント様に仰っていただけるくらい当社でお客様と向き合って、仕事をしていきたいです。

そういう姿勢を自分自身が示せるように変わらずフルアウトしていきます。

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