会社設立直後の話 安安の思い出

会社を設立直後、僕も井坂も生活を切り詰めた。
最低限生活できるお金以外は必要ないだろうということで
二人とも中卒もびっくりの給与からスタートした。

なので、飲みものは間借り先の共有スペースにあった
ウォーターサーバーの水と夜は、業務用やきそばかカップ麺
スナックパン9本入りを朝、昼、夜に三回に分けて食べていた。

この時期は、水以外の飲み物は一切口にした思い出がない。

カップ麺も、ずっと続くだろうとカレー、シーフード、ノーマル
と三種類分けて買った。
ローテすれば回るだろうと、起業前の社会人時代にほぼ100円ショップの
パスタで過ごしていた自分からしたら贅沢だろぐらいの想いではじめた。

結果、どれを食べても同じ味に感じるようになった。
最初のほうは、続けられると活きこんでいたが
まぁ、毎日繰り返すと全部同じ味に感じるのだ。
無心で食べていると何を作ったかも忘れるようになる。

面白いもので食欲がなくなった。合わせて元気もなくなった。
カップ麺やインスタント焼きそばの食べ過ぎで体がカピカピになった。

井坂もカピカピになって、結果的に無添加パンを食べていた。

本当につらかったので、達成したらちゃんとしたものを食べようと活きこんで
初めて達成&利益が1万5千円出たときに安安に達成祝いで行った。
その時の安安は最高だった。二人で食べ放題でひたすら食べた。

今でも、時々は安安に行く。そのたびに、その日を思い出せることで
初心を忘れていないなと感じるの好き。

初心を忘れずフルアウトしていきます。

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