一人で出来ることは限られている

昨日、人生ではじめての手術を受けました。

ドラマでみたことあるまんまの手術室に、よくみる手術服姿の先生。
私は、水色のワンピースにシャンプーハットのようなものをかぶり手術台へ。
「まだ眠くならないですからね」と言われ、これまた見たことある酸素マスクを被る。
ガチャンと大げさな音を立てながら、横になる僕の真上に眩しいような眩しくないようなライトが光る。
僕を覗きこみながら、先生は簡単な手術ですと言うけれど、はじめての僕には簡単も難しいもへったくれもない。
ただただ、ドキドキ。手術中に目覚めたらどうしようと思いながら麻酔担当の先生に
「次、金田さんと呼んで右肩をたたいた時は手術が終わったときですよ」と言われた。
眠る寸前に考えた。今こうなってよかったと。僕が会社を少し離れても回してくれる仲間がいるわけで
僕がいなくても進んでいくわけで。
手術をしないといけないような状態になってるんだけど、こういうときに改めて感じる有難さ。
そんなことをふわふわと考えているうちにいつの間にか、麻酔で眠ってしまった。
そして、宣言どおり右肩を叩かれながら「金田さん、終わりましたよ」と言われる。
意識が朦朧としながら、手術を受けたところはもう痛い。だいぶ痛い。
痛み止めが効いているのでマシな方だと言われる。
効れた後、もっと痛かった。
しかし、無事に終わったらしい。寝ているか起きているのかわからないまま現在に至る。
メッセージやチャットが届いている。
いつもどおり進んでいる。大切なことは栗原が共有してくれている。
これがまだ数人の時であれば、受けることが出来なかっただろう。
一人ではできないこと、仲間がいるからこそできることがあることに改めて感謝する。
一人で成果を出すことなんてありえない。協力してくれる誰かがいて成り立っている。
それを信じて仕事を任せてくれているお客様がいて仕事になっている。
僕がどんな状態であれ、これは社員がどういう状態であってもそう。

フルアウトはお客様に変わらぬ期待された対応ができる会社でなければならない。
そうなるために、お客様に各個人が信用され「フルアウトにいる○○さん」ではなく
「○○さんがいるフルアウト」になっていかなくてはならない。
しかし、だからといってそういわれる本人の頑張りだけあってそういう結果になっていると思うなら大きな勘違いだ。
そうなる前から期待して仕事を任せてくれるお客様がいて、もしくはその人を信じて引き継いでくれた上司がいて、仕事でわからないことがあれば教えてくれる仲間もいて
仕事の事務業務をサポートしてくれる縁の下の力持ちと言われる管理や事務担当してくれている人がいて、
更に仲間となる未来のメンバーを集めて
くれる人事がいてなど。
なので、うちには収益を作ってるやつが一番偉いというのも存在しない。

だから、本来お客様には「○○さんのいるフルアウト」のフルアウトの価値も高められる人であってほしい。
フルアウトの宣伝も忘れずにということではなく、自分がどうやって成果を出してきたのか。
それを振り返った時に、本当に自分ひとりだけの力で作ってきたのか?それとも沢山の人の期待とサポートがあって作ってきたのか考えればわかることじゃないかな?
一人で出来ることは限られている。組織をチームとして見れば、無限のできることがある。
新規事業をやっている佃に聞いてみるといい。この事業は佃さん一人でやってきたんですか?と
とても勉強になるんじゃないかな。

これから、手術後の療養が続く。
完全復活するために、療養もフルアウトしていきます。

 

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