このところ考えるDSPの運用についてと、インターン生に対する思い

DSP運用チームの染谷です。

このところ、インターン生が「活動日誌」ブログをたくさん書いてくれていますが、弊社にもいよいよインターン生が増え、その中にはこの春から入社予定の内定者もいたり、社内は非常に活気に溢れております。

本日は、インターン生へのレクチャーを通し、自分自身でもDSP運用について考えることが多くなったので、そのことについてブログを書こうと思います。

DSP運用はマニュアル化すべきか否か

いま弊社では、インターン生に簡単な業界の話やネット広告、DSPについてのレクチャーをしたあと、実際にDSPでの設定項目や指標に関すること、管理画面の見方をレクチャーしております。

その後、実際に稼働させていただいております案件を用いて、配信に関する分析を行ってもらっています。

それまで様々な指標をレクチャーしますが、実際に案件を分析する際にインターン生が使用する指標は様々です。

DSPの運用に関しましては、お客さまのCPAの実現や、その真の目的であるROI達成に寄与できるようなものが求められますが、その実現に向けてのアプローチには様々な指標を元に、様々な方法があると思います。

すでにコンバージョンが多く獲得できている案件にはその案件なりのやり方。
一方、流入するユーザー数が少ない案件にはその案件なりのやり方など、案件や進捗によって、指標とすべきものはなかなかマニュアル化できるものではないなと改めて感じています。

しかし、今後チームとしてのノウハウをしっかりと共有し、ものにしていくためには、今まで以上に論理思考の文章化が必要だとも感じておりますので、経験則とマニュアル化のバランスを上手く取りたいと、僕個人的には考えることが多くなりました。

DSP運用の方法はいくつあるのか

最近、他のマーケターの方とお話させていただく機会も多くなり、DSP運用にあたっては、その方なりのロジックや運用方針があり、とても多様なものだなと感じております。

初期の配信設計に関しても、まったく違った意見なども聞けて、非常に参考になります。

DSPの運用については、一部自動化されている部分もありますが、人力運用が占めるウエイトは決して軽視できるものではないと思っております。

それは他のプロの方や、インターン生でさえもそれぞれの考え方があると感じております。

DSPの運用に正解は無いとの通り(結果を出すことが正解ですが)、様々な考えやアプローチがあると、改めて実感しています。

それぞれの方の良い方法を参考にしながら、これからもPDCAサイクルを回していきたいと改めて思いました。

最後に、インターン生に期待すること

弊社の設定項目は、他社さまのDSPと比べると細かく設定できると思います。

まずインターン生には、早く設定できる項目を覚えてもらって、その上で自分なりの思考を以って、より効果的な配信手法を考えて、検証してもらいたいと思っております。

「この機能と、この機能を組み合わせると、こういうことができるんだ。」という、僕自身、まだまだ新しい発見があります。

ぜひこれからDSPへの理解を深めてもらって、少しずつ自分なりの運用というものができるように育ってほしいと思います。

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