DSPとは切っても切れないあのマークと、ITリテラシーについて

<DSPをはじめとするディスプレイ広告が非常にお世話になるものとは?> 営業の山田です。 仕事柄、「新たなお客様のニーズがないか」や「どんなバナーが効果いいのだろうか」とネット上で色んなバナー広告を眺めたり、時にはクリックしてLPを覗いたりしています。 今回は、私たちネット広告業界の人間にはなじみがあっても一般ユーザー的には「?」となっているあのマークについてです。

インフォメーションアイコン

バナー広告の右上にあるあれです。 1177 これについて、14日のRTB SQUAREに解説記事がありました。 (参考記事:いまさら聞けない「インフォメーションアイコン」について入門) ネット広告、特にディスプレイ広告においてはこのインフォメーションアイコンにとてもお世話になりますが、 一般ユーザーだった頃の自分はこのマークの意味が全く解っていませんでしたし、そもそも気づく事も少なかったように思います。 リターゲティング広告のオプトアウトをよりユーザーがしやすくするためのものですので、 一般ユーザーからしてみれば「広告に追いかけられている感覚」から逃れる最大の手段とも言えます。 記事自体は業界の人向けのサイト内のコンテンツだとしても、こういった記事がアップされるというのは、 一般ユーザーのインターネットとの接触時間が増えた事によって、広告に対する認識度が上がった事が要因ではないでしょうか。

高まるITリテラシー

スマートフォンが爆発的に普及し始めたのが、2006年頃。 山田はリーマンショックがあった2008年に大学に入学したためか、就職活動をきっかけにスマホに乗り換える先輩方をたくさん目にしました。 「フィーチャーフォンではPCサイトが見れない!」※この頃はスマホに最適化されたサイトは多くありませんでした。 という理由と、接続がPC並の速さであるという理由を多く耳にし、説明会予約戦争に勝ちたい欲求が大きかったようです。 山田が就活を開始する時は、なぜかフィーチャーフォンとの2台持ちがステータスのような空気すらありました。 今でこそスマホ関連のトレンドをいち早く察知する大学生も、そのような認識であったスマートフォンやインターネットです。 広告系の分野を専攻していた友人も、インフォメーションアイコンがどうとか、リマーケティングがどうとか言っていたか定かではありません。 そもそも山田が門外漢だから言っていなかっただけかも。 一般ユーザーと専門業界との間であからさまに開いたITリテラシーの溝が、徐々に埋まってきているのかもしれないですね。 学生さんと話したり、友人と仕事の話になって広告について話すと、私が学生の頃とはまるで違う反応が返ってきます。 少しでも気を抜けば、あっという間にユーザーの心が不信感で埋まりかねない危機感のようなものを感じました。

まとめ

危機感を覚え、頭を抱えていても始まりません。 そこにめげず、ではどうしたらよりユーザーも快適かつ効果の高い広告配信ができるか、を考えていきたいですね。   山田でした。]]>

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